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Appleは、アプリケーションウィンドウへのアクセス方法、ウィンドウの整理方法、そして実行中のアプリケーションへのアクセス方法に対する考え方を刷新しています。Mac OS X 10.7 Lionの新機能「Mission Control」は、これらすべてを簡単にします。
Mission Controlは、ExposeとSpacesの進化における次のステップです。この2つを組み合わせ、Appleの創意工夫を少し加えたものです。これにより、実行中のすべてのアプリケーションのウィンドウを簡単に表示し、それらの間を移動して、必要な特定のアプリケーションに簡単にアクセスできるようになります。
Mission Controlを使用すると、個別のウィンドウを持つアプリケーションと、フルスクリーンモードで実行されているアプリケーションを切り替えることができます。後者の場合はサムネイルが表示されます。フルスクリーンアプリケーションの例としては、iPhoto 11が挙げられます。Mission Controlにアクセスすると、ダッシュボード、デスクトップ、そしてフルスクリーンで実行されているアプリケーションのサムネイルが上部に表示される画面が表示されます。

実行中のアプリケーションとそのウィンドウが、Mission Control画面の中央にまとめて表示されます。特定のアプリケーションをハイライトすると、そのアプリケーションのウィンドウがすべて表示され、簡単に確認して選択できます。

SpacesはMission Controlに統合されていますが、システム環境設定でSpacesを有効にした後にのみ表示されます。有効にすると、下図のように、Mission Control画面の上部にSpacesデスクトップのサムネイルが表示されます。

これらの仮想デスクトップ間はマウスのクリック 1 回で切り替えることができ、アプリケーションを仮想デスクトップ間でドラッグすることもできます。
Apple は Mission Control を次のように説明しています:
Macで何が動いているかを包括的に把握できる、パワフルで便利な新機能です。ダッシュボードやフルスクリーンアプリなど、あらゆるものを一か所で俯瞰できます。デスクトップをスワイプするだけで、Mission Controlにズームアウトします。開いているウィンドウはアプリごとにグループ化され、フルスクリーンアプリのサムネイルとダッシュボードが統合されたビューに整列しています。Mission Controlに表示されているものはすべて、ワンクリックでアクセスできます。あらゆる情報を自在に操れるようになります。
Appleの説明はうまくまとめていますが、私としてはもっとうまくできると思います。まさに天才的な機能で、Macの毎日のワークフローに組み込むのが待ちきれません。