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写真:Apple
Appleは、iPhoneの「Tap to Pay」機能をオーストラリアの企業に拡大しました。これにより、企業はiPhoneを使って顧客から直接支払いを受けることができるようになります。
規模に関係なく、あらゆる種類の企業が Apple Pay と Tap to Pay を使用した支払いを受け付けることができます。
オーストラリアはタップで決済できる3番目の国
Appleは2022年2月にiPhone向け「Tap to Pay」を発表しました。この非接触型決済機能は、昨年5月に米国のApple Storeで展開されました。数か月後、SquareはiPhone向け「Tap to Pay」のサポートを自社システムに追加し、対象範囲を大幅に拡大しました。また、この地域では70万以上の企業で利用可能です。
米国とオーストラリアに加え、台湾でもiPhoneの「Tap to Pay」が利用可能です。この機能により、企業は新たなハードウェアを追加することなく、顧客からの支払いを受け付けることができます。
「オーストラリアは起業家精神とイノベーター精神に溢れた国であり、中小企業は国の労働力の中核を担い、何百万人ものオーストラリア人を雇用しています。iPhoneのTap to Payにより、あらゆる規模の企業が、事業を展開する場所を問わず、iPhoneだけでシームレスに非接触型決済を受け入れることが、これまで以上に容易になります」と、AppleのApple PayおよびApple Wallet担当バイスプレジデント、ジェニファー・ベイリー氏は述べています。「iPhoneのTap to Payの利便性により、オーストラリアの企業は顧客に簡単、安全、かつプライバシーが確保された非接触型決済体験を提供し、事業の運営と成長を支援することができます。」
興味深いことに、Appleはオーストラリアの店舗でTap to Payを展開していません。展開は今年後半に予定されています。
より多くの決済プラットフォームがiPhoneの「Tap to Pay」をサポートするようになる
WestpacとTypo Paymentsは、オーストラリアで初めて非接触型決済システムに対応した決済プラットフォームです。ANZ Worldline、Stripe、Zellerなどの他の銀行も、今後数か月以内に対応する予定です。
「Tap to Pay」はiPhone XS以降のモデルでご利用いただけます。Visa、Mastercard、American Expressが発行するすべての非接触型デビットカードとクレジットカードに対応しています。