ノートパソコンを捨ててiPadに乗り換えるビジネスマンが増加中

ノートパソコンを捨ててiPadに乗り換えるビジネスマンが増加中

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ノートパソコンを捨ててiPadに乗り換えるビジネスマンが増加中
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iPadディスプレイのクローズアップ

ビジネスデスクでは、企業がiPadに夢中になっている様子を聞くのが大好きです。最新の調査では、Appleのタブレットがオフィスでの仕事に完全に利用されているという結果が出ています。従業員はiPadを90%以上も業務に使用しており、このデバイスが「アングリーバード」をぶっ放して偉そうな従業員たちにぶつけるような用途に使われるのではないかという懸念を覆しています。

IDG Connectの調査によると、ビジネスプロフェッショナルの97%がiPadを読書に利用していることがわかりました。iPadの普及により、ノートパソコンの使用時間も減少しています。iPadを所有するビジネスパーソンの約4分の3(72%)が、ノートパソコンの使用時間が減ったと回答しています。また、ビジネスiPad所有者の約66%が、ノートパソコンの一部または全部をAppleタブレットに置き換えたと回答しています。

iPadの企業における導入状況については、調査によると、従業員にiPadを支給している企業は25%に上り、圧倒的多数の83%の企業がApple製品以外を検討していないことが明らかになりました。本日の調査は、企業がiPadを強く支持していることを示す新たな兆候と言えるでしょう。

12月に、企業におけるBYOD(Bring Your Own Device:個人所有デバイスの持ち込み)のトレンドが拡大していることをお伝えしました。モバイルセキュリティ企業Good Technologyによると、iPadやiPhoneなどのiOSデバイスは、職場に持ち込まれるタブレットやスマートフォンの中で上位にランクされています。さらに、iPadは金融業界や医療業界で特に多く利用されています。これらの業界では、書類仕事に追われる職場環境がAppleのタブレットにとって理想的な環境となっているのです。

金融サービス分野において、コールドウェル・バンカーはiPadを大いに活用しています。同社は各拠点に50~75台のiPadを設置しており、コールドウェルはiPadを「高級顧客に最適」だと考えています。

しかし、iPadを活用しているのは大企業だけではありません。2011年を通して、書類やマニュアルが溢れている現場でもiPadが活用され、大量の書類がわずか1ポンド(約450g)にまで減った例もありました。2011年は企業におけるiPadへの関心が急上昇した年でしたが、2012年もその勢いは衰えそうにありません。