
Appleの株価はここしばらく下落傾向にあり、今週初めには今年2度目となる1株400ドル割れを記録しました。一方、Googleの株価は上昇傾向にあります。その結果、両社が銀行に保有する現金をすべて差し引いて企業価値のみで見ると、Googleの時価総額は初めてAppleを上回りました。
時価総額(両社の銀行預金を含む)で見ると、Appleは3,780億ドルでGoogleを大きくリードしており、Googleは2,860億ドルです。しかし、現金を差し引いて企業価値だけを見ると、実際にはGoogleが上回っています。
「3月時点でのAppleの純現金1450億ドルとGoogleの450億ドルを除外すると、企業価値はAppleが2330億ドル、Googleが2410億ドルとなり、これは両社の実際の事業活動の潜在的価値を反映している」と ウォール・ストリート・ジャーナルは 報じている。
Appleは最近、世界一の企業価値を持つ企業の座をエクソンモービルに明け渡しました。同社は昨年1月に初めてエクソンモービルを追い抜いていました。しかし、GoogleがAppleの足元を狙っているのを見ると、より懸念されるでしょう。
出典: ウォール・ストリート・ジャーナル