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Kindle Fireによって、Amazonは少なくとも低価格タブレット市場においてはiPadと競合できることを証明しました。次はKindle PhoneでiPhoneの王座を奪おうとするのでしょうか？ええ、もしかしたら！

AllThingsD によると、シティグループは以下の通り。

シティの台北拠点ハードウェア調査アナリスト、ケビン・チャン氏が率いるアジアにおけるサプライチェーンチャネル調査に基づき、Amazonスマートフォンは2012年第4四半期に発売されると予測しています。サプライチェーン調査の結果、FIHが現在Amazonと共同でスマートフォンを開発していると考えられます。AmazonはFIHにNRE（非経常エンジニアリング料）を支払うものの、デバイスと複数のコンポーネントは実際には鴻海のTMS事業グループ（Amazonの電子書籍リーダーと8.9インチAmazonタブレットを製造しているのと同じ事業グループ）によって製造されると考えられます。このスマートフォンにはTexas InstrumentsのOMAP 4プロセッサが採用され、QCOMが長年Amazonの電子書籍リーダーのベースバンドサプライヤーであることから、QCOMのデュアルモード6シリーズスタンドアロンベースバンドが採用される可能性が非常に高いと考えられます。

いいかい、あえて言うけど、馬鹿げてる。Kindle FireはAmazonにとって理にかなっている。なぜなら、このeコマース大手の膨大なデジタルコンテンツ、特にAmazon VideoとKindle電子書籍サービスから簡単に購入できるポータルを人々の手に届けられるからだ。でも、スマートフォンはどうだろう？Amazonはキャリアと提携しなければならず（これは本当に面倒なことだ）、スマートフォンは動画視聴や読書には向いていない。しかも、競争は激化している。AmazonはiPhoneどころか、SamsungやHTCのようなメーカーさえも手放せない。

Kindle Fireが画期的だったのは、Amazonがいち早く参入し、iPad以来初のタブレットを、より優れたデバイスのクローンではなく、それ自体の真価を発揮する製品としてリリースしたからだ。Kindle Phoneでは同じことはできない。Amazonがそこまで愚かなことはしないだろう。彼らは賢い企業であり、もしAmazonが証明したことがあるとすれば、それは、他社がやっているからといって、新製品を市場に急ぐようなことはしないということだ。Amazonは基本的にメーカーではなく、小売業者だ。彼らが設計するハードウェアは、小売事業を大きく前進させるものでなければならない。そうでなければ、意味がない。Kindle Phoneはそうはならないだろう。

[iDB経由]