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Gamco Investorsの最高投資責任者(CIO)であるハワード・ワード氏は本日、Appleが来月までに巨額の現金の使い道に関する計画を明らかにする予定だと述べた。投資家が2013年にAppleが420億ドルの利益を計上すると予想していることに加え、1371億ドルの現金と投資の使い道に関して高まる批判にAppleは対応する必要があるとワード氏は述べている。
もちろん、Appleがどうすべきかについては意見が分かれている。デビッド・アインホーン氏は、投資家に資金を分散させるために、Appleが高配当優先株を発行することを望んでいる。一方、配当金の増額を求める投資家もいる。
「同社から、保有する現金の一部をどう再配分するつもりなのか発表があるだろう」と、ワード氏はブルームバーグのトム・キーン氏との本日のインタビューで述べた。「株価の下限を、現在の水準よりも高く設定するだろう」
キャピタル・アドバイザーズ社の社長、キース・ゴダード氏は、アップルが今年、早ければ4月にも配当または自社株買いを発表するだろうと述べた。「彼らがこれほどの現金を保有することにこれほど頑固な態度を取っているのには、本当に驚かされる」とゴダード氏は述べた。同氏は同社のアップル株2万3100株を保有していると主張している。
アップルの取締役会は過去に、余剰資金の活用方法について積極的に議論していると述べており(誰もが抱えている問題ですよね?)、自社株買いや配当金の増額を検討する可能性もあるとしています。クパティーノに本社を置く同社がどのような選択をするかはさておき、当然ながら、実際の決定については、その可能性に関する意見と同じくらい多くの意見が出てくるでしょう。
出典:ブルームバーグ
経由:CNET