
ヤッピー層の顧客を抱える問題は、彼らがすぐに訴訟を起こすことです。傷ついたnanoをめぐってAppleを相手取った集団訴訟は、私には狭量で強欲に思えます。私自身nano(もちろん傷つきましたが)を所有しており、訴訟に参加する資格があるにもかかわらずです。
Digital-Lifestyles は訴訟の概要を次のように伝えている。
ジェイソン・トムザック氏が欠陥のある iPod Nano を発売したとして Apple に対して起こした集団訴訟について、より詳しい情報が The Inquirer のサイトで明らかになった。サンノゼ地方裁判所で開始されたこの訴訟で、トムザック氏は iPod Nano の画面に傷がつきやすいため画面が判読不能となり、州の消費者保護法に違反していると主張している。
トムザック氏は、Apple社が設計に問題があることを知っていたにもかかわらずNanoの販売を続け、MP3プレーヤーをリコールしなかったことで「欠陥のあるNanoを交換するための費用、手間、フラストレーションを原告団に押し付けた」と主張している。
原告は、テレビ広告でスティーブ・ジョブズがNanoをポケットから取り出すことで、Apple社が消費者にこの機器が耐久性があると信じ込ませたと主張している。トムザック氏は、この単純な動作ですら画面に傷が付く可能性があると主張し、製品に使用されている樹脂が以前のiPodほど厚く強くなかったと主張している。
原告は、アップル社はリリース前に品質上の問題を知っていたものの、「デジタル音楽業界における熾烈な競争」により、とにかくリリースせざるを得なかったと主張して訴訟を締めくくっている。