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写真イラスト:Ste Smith/Cult of Mac
先週末、大規模なリークにより、新型iPhone 8と「iPhone X」のほぼすべての詳細が明らかになりました。この詳細は、iOS 11オペレーティングシステムのゴールドマスター(GM)から流出したもので、Face IDなどの新機能や、Apple Watch Series 3などの新製品の写真が含まれています。
しかし、このリークはどこから来たのでしょうか? Daring FireballとBBCの独立報道によると、Appleの不正な従業員が9to5MacとMacRumorsにリンクを故意に送信したとのことです。
Apple内部から流出したリンク
Appleに関するリークはほぼすべてサプライチェーンから発生しています。何百万台もの新型端末を秘密裏に組み立てるのは容易ではなく、部品を製造する提携企業から詳細が漏れる可能性があります。しかし、ソフトウェアはApple社内で管理されているため、通常は厳重に管理されています。BBCとDaring Fireballのジョン・グルーバー氏によると、今週末のリークはApple社内の従業員からのものだったとのことです。
「私が確認できた限りでは、これらのビルドは誰でもダウンロード可能でしたが、長くて推測不可能なURLで隠されていました」とグルーバー氏は記している。「Apple社内の誰かが、URLのリストを9to5MacとMacRumorsに漏らしました。これはミスではなく、悪意のあるApple社員による意図的な悪意ある行為だったとほぼ確信しています。」
BBCも同じことを言っている。「BBCは、匿名の情報源がApple自身のコンピュータサーバーからソフトウェアをダウンロードするiOS 11のゴールドマスター(GM)コードへのリンクを出版物に提供したことを独自に確認しました。」
そしてグルーバー氏はこう続ける。
BBCはリークがAppleの従業員から送られたと断言していませんが、私はほぼ100%の確信を持ってそうであると断言できます。Appleがリーク元を特定できる可能性も高いと考えています。繰り返しますが、これらのURLは推測によって発見されたわけでも、分かりやすいURLで時期尚早に公開されたわけでもありません。Appleの社員が9to5MacとMacRumorsにこれらのURLをメールで送ったのです。
このリークは、9月12日に開催されるAppleのiPhone発表イベントの大きなネタバレとなる。新型ハイエンドiPhone「iPhone X」の名称に加え、新型Apple Watch、新型AirPods、そしてFace IDの設定手順までもがリークされている。誰かが大変なことになるだろう。