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写真:ティム・クック/Twitter
アップルはインドのスマートフォン市場の獲得を目標としており、その過程で小売業以上の雇用をインドにもたらすことを計画している。
同社は本日、今年ハイデラバードに新しいオフィスビルを建設し、建設過程で同地域に4,500人の雇用を生み出す計画であることを明らかにした。
「当社はインドでの事業拡大に投資しており、全国に熱心な顧客と活気ある開発者コミュニティがあることを大変嬉しく思っています」とアップルの広報担当者はエコノミック・タイムズに語った。
「ハイデラバードに新しい開発オフィスを開設することを楽しみにしています。そこには150人以上のApple社員が勤務し、地図開発をサポートします。また、このオフィスには、現地での私たちの野心的な取り組みをサポートしてくれる多くの請負業者のためのスペースも設けられます」と、同社は付け加えた。
アップルのインド進出は、グーグルとマイクロソフトが、現在世界で急成長を遂げているスマートフォン市場への参入を目指す取り組みに続くものだ。グーグルのサンダー・ピチャイCEOは、検索エンジン大手が今後数年以内にハイパーバードに南アジア最大のキャンパスを建設すると発表した。
iPhoneメーカーの地図開発センターは、ティシュマン・スパイヤーのウェーブロック施設内の25万平方フィート(約2万4千平方メートル)を占める予定だ。ウェーブロックは、同市の人気のIT回廊の一部である。アップルは2016年後半に同センターの建設を開始する予定だ。