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写真:Reemo/YouTube
新たに公開された特許によると、将来の Apple デバイスは視線追跡やポイントジェスチャーを使用して制御される可能性があるとのことで、これは Apple による 3D 深度マッピング技術の研究を説明したものである。
この技術は、新しいデュアルレンズのiPhone 7で使用されているような3D深度マッピング技術をベースにしていますが、空中ジェスチャーや視線追跡を使用して画面上のメニューやコンテンツを操作することで、ユーザーがiMacやおそらくApple TVとインターフェースする新しい方法に応用されます。
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この特許は、ユーザーの 3D マップと 2D 画像を組み合わせることで、システムが対話相手を判別するというこの技術の仕組みを大まかに概説しています。
特許であるため、Appleが説明している具体的なユースケースの中には、かなり幅広いものがあります。例えば、ジェスチャー認識用のレーザーマッピングシステムが互いにどのように連携するのかは、必ずしも明確ではありません。しかし、ユーザーが視線追跡を使ってウェブページをスクロールしたり、指差しで画面上のオプションを選択したりといったアイデアは示唆されています。
Appleがこれを研究開発段階のテストコンセプト以上のものとして活用するかどうかはまだ分からないが、前述の通り、同様の技術は既にiPhoneに搭載されている。Siriや3D Touch/Force Touchといった技術を見ればわかるように、Appleは特定の技術を一つのデバイスに導入し、その後、他のデバイスにも展開することで機能や用途を拡張していく意欲を示していると言えるだろう。
Appleもこの分野に精通しており、しばらく前からこの分野に取り組んでおり、3Dヘッドトラッキングの特許は5年以上前の2009年に初めて公開されました。同社は2013年後半に、初代Xbox Kinectの3Dモーショントラッキングを開発したイスラエルの企業PrimeSenseを買収し、一歩前進しました。
個人的には、これは非常に興味深い技術だと思います。マウスやトラックパッドを使って操作できない障がいのあるユーザー向けのインターフェース要素として、特にうまく機能すると思います。Appleの大幅に改良された音声認識技術と組み合わせると、特に便利になるでしょう。
このインターフェース要素の可能性にワクワクしていますか?ぜひ下のコメント欄にご意見をお寄せください。
出典: USPTO
出典: Patently Apple