- ニュース

写真:Ste Smith/Cult of Mac
Mac で可能な限り最速の Web ブラウジング エクスペリエンスを望むなら、Safari を使い続けてください。
Appleは、今秋macOS High SierraでデビューするSafari 11が「世界最速のデスクトップブラウザ」になると約束しています。そしてテストでは、その期待を裏切らないことが証明されました。
W3Counterの最新統計によると、Safariは現在世界で2番目に人気のあるデスクトップブラウザで、市場シェアは13.5%です。しかし、Google Chromeは62.4%という圧倒的なシェアでSafariを凌駕しています。
Chromeユーザーの方は、macOS High Sierraへの乗り換えを検討する時期かもしれません。ベータ版ではありますが、Safari 11はChrome、Firefox、Operaなど、あらゆる競合ブラウザをベンチマークテストで圧倒しています。
Macworldは、Appleの約束が本当に実現可能かどうかを検証するため、速度、グラフィック性能、JavaScriptおよびHTML5の処理能力など、8つのベンチマークテストでSafariの性能を検証しました。1つを除く全てのテストで、Safariは競合製品よりも高速であることが証明されました。
一連のJavaScriptテストを行うAres-6では、Safariは最も近い競合であるOperaのほぼ2倍の速度を記録しました。また、JavaScriptのパフォーマンスを測定するJetStream、Kraken、Octaneでも、SafariはOpera、Chrome、Firefoxを上回りました。

写真:Macworld
Safariは、アニメーションのパフォーマンスをテストするMotionMarkと、「Webアプリケーションにおけるユーザーインタラクション」のパフォーマンスを測定するSpeedometerでもトップを獲得しました。Safariが唯一勝てなかったテストは、HTML5のパフォーマンスを測定するWebXPRTで、このテストでは2位でした。
ということで、Safari 11はまさに世界最速のデスクトップブラウザです。Appleがこれらの問題を解決し、今年後半にmacOS High Sierraで一般公開されれば、パフォーマンスはさらに向上すると期待しています。