セガが有望なゲーム開発者を自社の力で支援し、iOS向けに『ジャック・ランバー』をリリース

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有名なビデオゲームの開発・販売元であるセガは、Chillingo のような販売元からヒントを得て、不確実な市場でインディーズゲームスタジオが足場を築けるよう支援しています。

セガ・アライアンスと呼ばれるこのイニシアチブは、クリエイティブコンサルティング、マーケティング、制作、ローカライズ、配信といった面で独立系開発者を支援します。セガからこの特別支援を受ける最初のインディースタジオは、iOS、Mac、PC向けの『Smuggle Truck』と『Snuggle Truck』を開発したOwlchemy Labsです。

Owlchemyの最新iOSゲーム「Jack Lumber」が本日App Storeでリリースされました。主人公は「執念深い木こり」のジャック。どうやら木が祖母を殺したらしく、彼は復讐に燃えています。しかも木を相手に。現在iTunes App Storeで0.99ドルで販売中ですが、期間限定で1.99ドルに値上げされます。

セガは、厳選された少数の開発者から毎年少数のタイトルを育成していく計画です。セガブランドと同様に、独立系開発者にも積極的にプロモーションを行い、正当な評価を与えていく予定です。

「セガ・アライアンスは、優れた開発者がデジタルストアの乱雑さを切り抜けて顧客を獲得できるよう支援するために始まったプロジェクトです」とセガ・オブ・アメリカの開発者関係担当ディレクター、イーサン・アインホーン氏は、ベンチャービート・ウェブサイトのゲーム部門であるゲームズビートに語った。

セガの計画は、ソニーが2,000万ドルを投資するパブファンドと規模が似ています。ソニーのファンドは、PlayStation Networkで『Papo & Yo』をリリースしたほか、近日発売予定のベルトスクロールアクション『Guacamelee!』も開発しました。

iOS ゲームパブリッシャーの Chillingo も、インディーデベロッパーがより洗練されたゲームを作成できるようにサポートし、そのゲームを消費者に配布および販売できるようにすることで、かなりの成功を収めています。

出典: VentureBeat