- ニュース

イラスト:Cult of Mac
Appleはインドで大きな攻勢をかけており、その成果が現れているようだ。The Times of Indiaの記事によると、Apple Indiaの売上高は昨年すでに3倍に増加しており、アナリストらはiPhoneの好調な販売により、今年度の同社の利益が10億ドルを超えると予想している。
アップルはインドの販売部門の財務状況を公表していないものの、インド会社登記局に提出している。その提出書類の中で、アップルは今年の純利益が431%増加したと報告しており、ニューヨーク・タイムズ紙はこれをiPhoneの販売によるものとしている。
さらに興味深いのは、収益性のこの急激な上昇は、過去 6 か月間に Apple がこの地域で積極的にマーケティング活動を行う前に起こったことだと、ニューヨーク タイムズは伝えている。
「売上高の大幅な増加により、同社はインドの潜在力に気づいた。アップルは現在、販売台数の増加を追い求め、数字の勝負に臨んでいる」とIDCのマナシ・ヤダフ氏はオンラインニュースエージェンシーに語った。
iPhoneの出荷数も過去6か月間で3倍に増加しており、この地域のアナリストは、この売上成長が今年度いっぱい続くと予想し、今年度の収益は10億ドルに達すると予測している。
インドはクパチーノにとって常に高い優先順位を保ってきたわけではなく、新製品の発売までには数ヶ月かかることもあった。Appleがインドへの製品供給を開始したのは2011年後半、そして2012年9月になってようやく、同社は地域販売代理店2社を起用し、大規模な広告キャンペーンを展開した。
Apple Indiaも最近、iPhone 4の買い戻し計画を発表し、2世代前のモデルの再販価格が魅力的になるようだ。
どうやら、Apple はインドが成長可能な市場であるというメッセージを受け取ったようだ。
出典: The India Times
Via: TUAW
画像: Technorati