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Appleはより多くの消費者にアピールするため、iPhoneとiPadの価格引き下げに取り組んでいるが、ヴィンテージのApple製品の価値は刻々と高まっている。今週末、1976年製のヴィンテージApple Iがオークションで記録的な67万1400ドルで落札された。

このオークションは、昨年11月にドイツのオークションハウスで、動作するApple Iが64万ドルで落札されたというApple Iのこれまでの最高価格を上回った。

ニューヨーク・タイムズによれば、Apple I を購入した人物は極東出身の匿名を希望する裕福な起業家だという。

動作確認済みのApple Iは世界に6台しかありませんが、今週末に行われたオークションでは、記録を更新するとは予想されていませんでした。Apple Iの所有者は、ニューオーリンズのフレッド・ハットフィールド氏から4万ドルで購入し、オークション前に動作確認済みの状態にすることで価値を高めました。

出品物には、Apple Iのオリジナル マニュアル と、Apple Iのオリジナルオーナーであるフレッド・ハットフィールド宛てにスティーブ・ジョブズが署名した手紙が含まれていました。オークションに出品されているApple Iの特徴の一つは、マザーボードにスティーブ・ウォズニアックのサインが刻まれていることです。オーナーは、マザーボードにウォズニアックのサインをもらうためだけにカリフォルニアまで飛びました。

出典：ニューヨーク・タイムズ