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波乱万丈のワイヤレス業界において稀に見る「クンバヤ」の瞬間。サムスンはApple、Android、BlackBerryの3社がメッセージングで手を組むことを望んでいる。さて、この瞬間は終わった。Appleとの法廷闘争に明け暮れ、BlackBerryメーカーのRIMを飢えた虎が傷ついたガゼルを見るように睨みつけるサムスンは、主要携帯電話すべてに対応するメッセージングサービス「ChatON」を発表する予定だ。
iOS 5向けに計画されているAppleのiMessageやRIMのBlackBerry Messagingと同様に、ChatONはユーザーが1対1またはグループでコミュニケーションをとることを可能にします。このサービスは、サムスンのBada OSでも利用可能で、音声メッセージに加え、写真や動画の共有もサポートします。
サムスンは「ChatON」を「真のグローバルモバイル通信サービス」と称し、120カ国62言語で利用可能です。携帯電話をお持ちでない場合は、Webでもご利用いただけます。
このメッセージングアプリはHPのwebOSをサポートしていないものの、SamsungはAppleの既存のソフトウェア・ハードウェアエコシステムに対抗するため、このソフトウェアの買収に関心を示していると報じられています。HPは最近、webOSの開発を断念し、ビジネス向けサービスに注力すると発表しました。