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Appleは、当初の予想ほどiPhone向けチップメーカーのInfineonをIntelが買収するという決定を歓迎していないかもしれない。噂話では、Appleがより多くのネットワーク技術に対応できる「ワールドフォン」となるiPhone 5の製造をQualcommに委託するのではないかという興味深い憶測が飛び交っている。
モバイルネットワークと「通信」するために使われるベースバンドチップの選択は、端末メーカーがどの通信事業者をサポートする予定かを示すヒントとなることが多い。Appleがインフィニオンではなくクアルコムを選んだことで、人気の携帯電話をAT&T以外の通信事業者にも開放する意向を示しているのかもしれない。
クアルコムのベースバンドは、HSPA(現在iPhone 4で使用されている)だけでなく、HSPA+、LTE、EV-DOもサポートしています。これにより、iPhoneは米国のVerizonだけでなく、韓国などのCDMAベースの通信事業者でも利用できるようになる可能性があります。
チャイナタイムズが同様の記事を報じたことで、この噂はさらに盛り上がった。AppleがCDMAへの移行を決定したという噂は、CEOのスティーブ・ジョブズ氏が現在のiPhoneチップサプライヤーであるインテルの買収に反対しなかった理由を説明しているのだろうか?
[9to5Mac、IntoMobile、チャイナタイムズ]