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数年前にHi-Callを見せられたら、私は馬鹿にして無視して、おそらくこの馬鹿げたBluetoothグローブの存在すら忘れていたでしょう。しかし今、Bluetoothヘッドセットを耳に押し込んだまま「衛生エンジニア」がひしめき合い、インラインマイクを口元に当てて話すような馬鹿が街を徘徊する世の中では、Hi-FunのHi-Callもそれほど馬鹿げたものではないように思えます。
Cult of Macの友人ダニエル・ピチネッリがベルリンのIFAで発見したHi-Callは、右手のグローブにいくつかの機能を追加した手袋です。バッテリー、マイク、スピーカー、そしてBluetooth無線機能が搭載されています。そして、マイクは小指に、スピーカーは親指に搭載されており、まるで「ガジェット警部」のようなフィンガーフォンとして機能します。
では、状況を想像してみてください。寒くて、Bluetoothヘッドセットに近づくのも億劫です(もちろん、そこまでハードルが高いわけではありませんが)。そんな時、iPhoneが鳴ります。手袋をしているので、電話に出ることすらできません。さて、どうしますか?
親指を耳に突っ込んで、小指で話しかける。他に何かある?
みんなが得をする。手は暖かく、スマホはポケットの中で安全に。通行人は、独り言を言っている変人や、耳にBTヘッドセットを装着している間抜けな人を見る必要がなくなり、Hi-Funはお金を稼いで、それをHighs and Funに使うことができる。
これは単なるギミックではありません。メーカーは通話時間3時間、待受時間20時間と謳っており、グローブは手首の3つのボタンで操作できるので、通話やSiriの操作も可能と思われます。価格と発売時期は未定です。
出典: Macitynet
ありがとう:ダニエル!