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はっきり言います。Ninth Sprocket Pro Kit は、まるでパロディーのようです。iPhoneをプロ仕様のアクセサリーやマウントオプションを備えた大型カメラに改造する、Kickstarterプロジェクトのようです。しかも、今まで見た中で一番奇妙で、おそらく一番扱いにくいカメラケースです。
デザイナーのマーク・シャトルレフ氏は、2年間もの間、この発明に取り組んできました。「取り組んでいる」というのは、どうやら「フリッツ・ラングの『メトロポリス』に登場する建物をスケッチし、2年後にそれをiPhoneケースに仕上げる」という意味のようです。しかし、それはちょっと不公平です。このキットは、おもちゃの釣りセットのパーツを組み合わせたものでもあるようです。
このケースを使うには、iPhone 4/Sを大きな箱に差し込み、釣り竿を使ってレンズの上にカラーフィルターを垂らします。LEDユニットも付属しており、被写体に色をつけたければ、レンズに光を当てて光漏れを演出することもできます。
ありがたいことに、ケースには 2 つの三脚マウントも付属しています。そうしないと、ハンドルを操作したり、iPhone を操作したり、LED を配置したりするには、必ず 2 つ以上の手が必要になります。
Ninth Sprocketは、まさにモンスター級のデザインです。しかし、その成果は驚異的です。このキットが生み出す写真を見れば(あるいはKickstarterのピッチ動画を最後まで見届けて)、きっと適切な人(3人全員)が扱えば、驚くべき成果が得られることが分かるでしょう。
完全にアナログな方法を使用して iPhone のデジタル フィルターをエミュレートするところが気に入っています。
55ドルのご支援で、キットが完成次第、お渡しいたします。それまでは、カラージェルと懐中電灯を用意して、ご自身で制作を始めてください。
出典: Kickstarter