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写真:米国疾病予防管理センター
アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は、インドが新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの影響と闘う中、同国の救援活動を支援するために寄付を行うと述べた。
「インドで新型コロナウイルス感染者が壊滅的に増加する中、私たちは医療従事者、アップルファミリー、そしてパンデミックのこの恐ろしい段階と闘っているすべての人々に心を寄せています」とクック氏はツイッターのフォロワー1280万人に向けたツイートで述べた。
インドは現在、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックに深刻な打撃を受けています。月曜日には、1日あたりの感染者数が5日連続で過去最多となる35万179人に達しました。インドの感染者数は1700万人を超え、米国に次ぐ世界2位となりました。インドではこれまでに19万5123人の死亡が確認されていますが、実際の死者数はこれを大幅に上回っている可能性があります。病院では深刻な酸素不足に見舞われ、ワクチン接種のペースも大幅に鈍化しています。
インドで新型コロナウイルス感染症の感染者が急増する中、医療従事者の皆様、Appleファミリーの皆様、そしてパンデミックのこの厳しい局面を乗り越えて奮闘されているすべての方々に心よりお見舞い申し上げます。Appleは現地での支援と救援活動に寄付をいたします。
— ティム・クック(@tim_cook)2021年4月26日
世界中で援助を提供
AppleがCOVID-19対策のために寄付を行うのは今回が初めてではありません。昨年は、イタリアや中国など深刻な被害を受けた地域に多数の寄付を行ったほか、米国でも多くの支援を行いました。
COVID-19だけではありません。Appleは災害救援活動に頻繁に寄付金を寄付し、可能な場合は物資も提供しています。これまでにも、ハリケーン・フローレンスの復旧作業やインドネシアの津波被災者支援などを行ってきました。
インドの人口は13億6600万人で、中国とほぼ同じ規模だ。