アップル・コレクションは80年代後半のアップルの欠点をすべて表していた [ギャラリー]

アップル・コレクションは80年代後半のアップルの欠点をすべて表していた [ギャラリー]

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アップル・コレクションは80年代後半のアップルの欠点をすべて表していた [ギャラリー]
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1985年、スティーブ・ジョブズとジョン・スカリーの間で権力闘争が勃発し、アップルコンピュータのカリスマ的な共同創業者は、自らのビジョンによって築き上げた会社から追放されました。その後12年間、同社は経営難に陥り、市場シェアを大きく失い、倒産寸前まで追い込まれましたが、1997年にジョブズが再建のために復帰しました。

誰もが知っている話だ。しかし、暗黒時代を彷彿とさせるたった一つのアイテムが、ジョブズ以前と以後のAppleの乖離を滑稽なほど鮮やかに浮き彫りにしてしまうとは、実に驚くべきことだ。ジョブズ時代のAppleとスカリー時代のAppleの、今となっては笑ってしまうほどのビジョンの違いを、この1987年の遺品「Appleカタログ」以上によく表しているものがあるだろうか?

こう言いましょう。ジョブズ氏の下では、Appleは素晴らしいコンピュータを販売しました。スカリー氏の下では、Appleブランドのセーター、腕時計、コーヒーマグ、ビーチパラソル、タオル、バックパック、スカーフ、帽子、ウィンドサーフィン用具など、幅広い商品ラインナップをリリースしました…

まさにこの黄ばんだページの中に、ジョン・スカリーとスティーブ・ジョブズの違いが表れています。ジョン・スカリーはペプシの炭酸砂糖水製造で学んだ教訓をすべて体現し、Appleをペプシ世代向けの、ロゴが商品そのものとなるような、売春的なブランドに変えようとしました。スティーブ・ジョブズのビジョンは全く異なり、彼は世界を変えようとしていました。

カタログ全文はこちらです。この偽装はひどいですが、クリスマスにもらっても構わない商品がいくつかあります。ビールジョッキと時計はなかなか素敵ですが、私なら1ページ目の革製パソコンバッグに一票です。あなたのお気に入りはどれですか?

[Retronaut.co、Reddit経由]