メッセージアプリから、どのMacとも画面を共有できます

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両親を助けよう — 画面共有は、遠隔地からのテクニカルサポートに最適な方法です。
*画像: Daniel Aragay/Wikimedia Commons/D. Griffin Jones/Cult of Mac*

macOSのあまり知られていない機能を使うと、メッセージアプリから自分のMacの画面を他の人のMacに直接共有できます。サードパーティ製のアプリやダウンロードは不要です。遠く離れた家族に緊急のテクニカルサポートが必要な時に最適です。年老いた父親が電話で説明しようとしている内容を頼りにするのではなく、実際に何が起こっているのかを実際に見たい時も多いでしょう。

彼にMacの画面を共有してもらえば、すぐに問題を解決できるでしょう。さらに嬉しいことに、Macの画面共有の設定はPCのように複雑ではありません。メッセージアプリで数回クリックするだけで完了です。この素晴らしい隠れた機能について、詳しくご紹介しましょう。

この機能を使うのに、最新のMacや最新のソフトウェアアップデートは必要ありません。10年近く前、OS X Yosemiteでこの機能を発見したのを覚えています。つまり、2009年製のMacまで対応しているということです。しかも、相手のMacの画面を見るだけではありません。リモートでフルコントロールしたり、マイクを使って話したり、2台のMac間でコピー＆ペーストしたりすることも可能です。シンプルですが、非常に便利です。

iMessageから画面共有を開始する

Macで画面共有を依頼する — 画面共有はiMessageのボタンをクリックするだけ。
スクリーンショット：D. Griffin Jones/Cult of Mac

まず、両方のMacでメッセージアプリが開いていること、そしてインターネット接続が良好であることを確認してください。相手とのiMessageスレッドをクリックし、右上の ⓘをクリックします。共有ボタンをクリックします。自分の画面を見せたい場合は、 「画面共有に招待」をクリックします。相手の画面を見せたい場合は、 「画面共有を依頼」をクリックします。

画面共有のリクエストを承認する — 相手が見るのはこれです。Macの右上に通知とダイアログボックスが表示されます。
スクリーンショット：D. Griffin Jones/Cult of Mac

相手のMac画面の右上に、アクセスを共有するかどうかを尋ねる通知が表示されます。「承諾」をクリックしてください。すると、画面を操作できるようにするか、画面を見るだけにするかを選択できるウィンドウが表示される場合があります。「承諾」をクリックすると、画面共有が開始されます。

マイクをミュートする

デフォルトでは、画面共有中はマイクもオンになり、相手にあなたの声が聞こえます。ただし、これをオフにするのはとても簡単です。メニューバーの右側に、画面共有セッションを制御する青いアイコンがあります。それをクリックし、「マイクをミュート」をクリックすると、マイクがオフになります。

ただし、相手があなたの画面を制御している場合は、同じメニューアイコンをクリックして悪意を持って画面を再びオンにすることができることに注意してください。

コントロールする

コントロールボタンの上にマウスを移動する — ツールバーのこのボタンをクリックして、コントロールを要求します。
スクリーンショット: D. Griffin Jones/Cult of Mac

共有されているMacの画面を見ることは、ほんの始まりに過ぎません。相手のマウスとキーボードをリモートで操作したい場合は、ツールバーのポインターアイコンをクリックするか、メニューバーの「表示」＞「コントロールモードに切り替え」を選択してください。すると、相手にリクエストが送信され、相手は承認または拒否できます。承認された場合、あなたのマウスは相手のコンピュータ上のカーソルを、あなたのキーボードは相手のキーボードを操作します。

自分のコンピュータで何かを急いで確認する必要がある場合でも、心配はいりません。マウスを共有ウィンドウから外すだけで、自分のMacを操作できます。キーボードについては、画面共有がアクティブウィンドウになっていないことを確認してください。メニューバーにどのアプリが表示されているかを確認すれば、確実に操作できます。

画面間でコピー＆ペースト

自分のMacから相手のMacにテキストや画像をコピー＆ペーストするのも簡単です。例えば、画面共有中に役に立つウェブサイトを見つけたので、それを相手に送りたいとします。ツールバーの「クリップボード」をクリックして（または 「編集」>「共有クリップボードを使用」を選択して）、共有クリップボードがオンになっていることを確認してください。これで、自分のMac（⌘C）からコピーした内容を、相手のMac（⌘V）にペーストできます。

画面共有詐欺に注意

言うまでもなく、これは非常に強力な機能なので、細心の注意を払って使用する必要があります。Macの画面共有リクエストは、知り合いからのリクエストのみを受け入れるようにしてください。

Apple、Google、Microsoft、Amazon、PayPal、どこであっても、正当な企業が突然あなたの画面を見せろと要求することは決してありません。もし、あなたのパソコンに何か問題があるとして、画面共有や制御を要求してくる電話やメールが来たら、すぐに電話を切り、スパムとして報告してください。

この投稿は、メッセージアプリから Mac で画面を共有する方法について、当初 2023 年 2 月 25 日に公開されました。情報を更新しました。