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写真:iFixit
アップルが次世代iPhoneの生産を拡大したため、部品サプライヤーは7月を通して売上が好調だった。
サプライチェーン筋によると、9月に発表される3つのモデルはすべてすでに量産に入っているが、iPhone 8については依然として品不足が予想されるという。
洗練された新しいデザインと顔認識などの機能が搭載されると期待されているiPhone 8の他に、Appleは既存の携帯電話の刷新版をこの秋に発売すると報じられており、おそらくiPhone 7sとiPhone 7s Plusと命名されるだろう。
Digitimesの情報筋によると、これら3つのデバイスはすべて現在量産段階に入っているという 。 しかし、iPhone 8のOLEDディスプレイは製造が非常に難しいと言われており、需要も高いことから、供給が「不足する可能性がある」という。
情報筋によると、iPhone 7sとiPhone 7s Plusには品不足は発生せず、どちらもAppleが初代iPhone以来使用してきたLCDディスプレイ技術を維持するという。
「新型iPhoneに対する消費者の期待の高まりにより、ほとんどの部品サプライヤーは2017年後半も活発に事業を展開し、月間または四半期の販売量を過去最高に押し上げるだろう」と報告書は続けている。
iPhone部品サプライヤーの中には、売上高が前年同期比で最大22%も急増した企業もあり、7月は全社が好調な売上を報告している。フォックスコンやペガトロンといった組立メーカーも、今後数ヶ月で売上高の増加が見込まれる。