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スティーブ・ジョブズが公然と尊敬していた数少ないテクノロジー業界の同時代人の一人が、Facebookの創設者マーク・ザッカーバーグでした。ウォルター・アイザックソン著『スティーブ・ジョブズ』の中で、 Appleの創設者であるジョブズは、ザッカーバーグの「売り切れを許さず、会社を作ろうとする姿勢」を尊敬していると述べています。つまり、ジョブズはザッカーバーグに、世界を変えようと奮闘する若者としての自分を多く見出していたのです。
結局、両者の尊敬は相互的なものだったようです。本日後ほど放送されるチャーリー・ローズとのインタビューで、ザッカーバーグはジョブズの助けがFacebookの発展に大きく貢献したと述べています。
ザッカーバーグ氏によれば、ジョブズ氏は会社をどう集中させ、適切な経営陣をどう構築するかについて助言したという。
「彼にはたくさんの質問をした」とザッカーバーグ氏は語った。その質問の中には、「自分と同じくらい高品質で優れたものを作ることに集中できるチームを、どうやって構築するか」といったものもあった。
ジョブズ氏とザッカーバーグ氏はまた、「企業の美学や使命感」についても語ったとザッカーバーグ氏はインタビューで語った。
ジョブズ氏とザッカーバーグ氏が一緒に散歩したり、夕食を共にしながらアップルのソーシャルネットワーキングサービス「Ping」への進出について話し合ったりしたと言われているのも、それほど驚くことではない。
しかし、これほど互いに尊敬し合っていたにもかかわらず、どちらのCEOもFacebookとAppleが製品開発で協力するという合意をまとめることはできませんでした。最も近づいたのはPingでしたが、それがどうなったかは周知の事実です。