マイクロソフトのブラウザ投票でSafariがFirefoxを上回るとFirefoxファンが不満の声

マイクロソフトのブラウザ投票でSafariがFirefoxを上回るとFirefoxファンが不満の声

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マイクロソフトのブラウザ投票でSafariがFirefoxを上回るとFirefoxファンが不満の声
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SafariがInternet Explorerの代替としてトップの地位を獲得

Firefox開発者が、欧州のWindowsユーザーを対象とした投票で、MicrosoftがAppleのSafariをオープンソースブラウザであるFirefoxよりも上位にランク付けした決定に不満を表明した。デザイナーのジェニー・ボリス氏は、この決定はSafariにMozilla製のFirefoxに対する「不釣り合いな優位性」を与えるものだと主張している。

「現在のデザインを目にしたWindowsユーザーは、使い慣れているIEか、最初の項目にあるSafariのどちらかしか選ばない傾向にあるでしょう」と彼女は述べた。ボリス氏は、自身の意見はMozillaの見解を反映するものではないと強調した。


この投票用紙では、Safariが最初にリストアップされ、続いてGoogle Chrome、Microsoft Internet Explorer、Firefox 3、Operaがリストアップされています。これは、WindowsにIEが含まれているのは不公平だという欧州委員会の批判に答えるものです。この投票用紙では、Windowsユーザーがインストールするブラウザを選択できます。Microsoftの最新バージョンのWindowsであるWindows 7は、10月22日にリリースされる予定です。

欧州委員会は声明で、この投票制度によりWindowsユーザーは「自由に、十分な情報に基づいたウェブブラウザの選択」ができると述べた。しかし、ボリス氏は、この動きはSafariに不公平な優位性をもたらすと考えている。FirefoxはWindowsとMacの両方で利用できるものの、Safariは「Windowsでは理想的なブラウジング体験を提供していない」と指摘した。開発者は、ブラウザの変更を提案し、IEの代替案をランダムな順序で提供するか、市場シェアで順位付けすることを提案した。Firefoxのブラウザ市場シェアは22.7%であるのに対し、Safariは2.6%(Net Applicationsのデータによると、Apple版とWindows版の両方を含む)である。

[AppleInsider経由]