ウォズ氏、業界の減速にもひるまない

ウォズ氏、業界の減速にもひるまない

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ウォズ氏、業界の減速にもひるまない
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画像提供:Bob Pearce/smh.com.au

スティーブ・ウォズニアック氏は、テレグラフUKとの多岐にわたるインタビューで「コンピューター業界全体が少し減速する時期が来ているのかもしれない」と考えている。

アップルの株価が8月の高値179ドルから45%下落する中、ウォズニアック氏は、自身が創業した同社の短期的な見通しに関するアナリストによる一連の格下げは「正しい」可能性が高いと考えている。「20年間、私たちはこの買い替え・アップグレード市場に参入してきた」が、これは持続不可能だと考えている。

「iPod のようなものは、トランジスタラジオやウォークマンを振り返ってみると、しばらくすると消え去っていく」と同氏は予測し、近年のアップルの主要な収益源に言及した。

ウォズニアック氏は、Appleの最新の画期的な製品であるiPhoneと、サードパーティ製アプリケーションの開発の方向性についても批判的な姿勢を見せた。「企業が独自仕様に固執し、製品を制限してしまうと、消費者は望むものをすべて手に入れることができません」とウォズニアック氏は述べ、「私は、許可されている以上の強力なアプリを開発したいと思っています」と語った。

一部のアナリストが考えているように、Appleは他のテクノロジー企業よりも業界の減速に耐えられる立場にあるかもしれない。一部の消費者がApple製品に対して宗教的なほどの信仰心を持っているからだ。しかし、ウォニアック氏は、自身もスティーブ・ジョブズ氏も、そのような態度には決して満足しなかったと述べた。「Apple製品が宗教のようなものだという事実は好ましくない」と、同社のカルト的な信奉者たちについてウォニアック氏は述べた。

「ユーザーに次世代に影響を与えてもらいたいんです」と彼は言った。「宗教では、何に対しても異議を唱えることは許されません。私たちのお客様には、私たち自身に挑戦してもらいたいんです。」

しかし、テレグラフ紙のインタビューの中で、不気味なほど虚偽の響きを持つ部分が一つあった。それは、ウォズニアック氏がアップル社内の情報の流れにおけるスティーブ・ジョブズ氏の立場について語った部分だ。彼は、新製品の発表となると「誰も、スティーブ・ジョブズ氏でさえも」次に何が起こるか分からないと主張した。

「彼は、それが導入されるその日まで、気づかずにそこに座っていると思います。」そう思いますか?