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スマートフォン市場の厳然たる現状を知りたいなら、Asymcoのアナリスト、ホレス・デディウ氏が発表したこのグラフ(上)をご覧ください。RIMやノキアの動向はさておき、争いはAppleのiOSとGoogleのAndroidという2つのプレイヤーに絞られています。それぞれ発売から2年ほどしか経っていないこの2つのプラットフォームは、合わせて市場シェアの50.2%を占めています。
「征服者たちは新たなビジネスモデルを携え、電話ではなくコンピューティングに注力してきた」とデディウ氏は火曜日に記している。その結果、両社は「地球上で最も競争の激しいテクノロジー市場」をリードすることになった。
Androidの存在感は、Googleが参入していなければスマートフォン市場の成長を加速させていただろう。カリフォルニア州マウンテンビューに本社を置くこのインターネット大手は、AppleがiPhoneを猛スピードで生産し、RIMが他の市場をターゲットにしていた時期に参入した。しかしながら、アナリストはWindows Phone、webOSなどを挙げ、競合が参入する余地はまだあると見ている。
「新しい参入者が参入する余地がまだあるのかどうか、それとも今日見られるプラットフォームがモバイルコンピューティングの最後のものになるのかどうかという疑問が残る」とデディウ氏は問う。
[フォーチュン、アシムコ]