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ソニーは、一眼レフの素早いフォーカスとミラーレスカメラの高速撮影を融合させた、興味深い新しい半透明ミラー技術を誇る2台の新しいカメラを発表しました。
A33とA55と呼ばれるソニーの最新モデルは、23.5×15.6mmのAPS-C CMOSセンサー、最大180度チルト、270度回転可能な3インチ液晶モニター、そしてフルHD AVCHD (1080i) またはMP4 (1080p) 動画撮影機能に加え、高性能な15点オートフォーカスシステムを搭載しています。A55とA33の違いは、A55の方がメガピクセル数が多く、速度優先連写モードが若干高速化していることと、GPS機能を内蔵していることだけです。
しかし、真の進歩は、両カメラに採用されている新しい半透明ミラーです。このミラーは、光を透過させてカメラのセンサーに直接送り込むと同時に、オートフォーカスセンサーに光を反射させます。
実用的な観点から言えば、カメラ本体ははるかに小型になり、一眼レフの光学ファインダーをデジタルファインダーに交換しながら、ミラーレスカメラのライブビューモードも継承できるということです。さらに、これらのカメラでは、画像を撮影するためにミラーを上昇させる必要がないため、最大10枚/秒という驚異的なシャッタースピードを実現できます。
A55とA33はどちらも18-55mmレンズを搭載し、価格はA55が850ドル、A33が750ドルです。両機種とも9月に発売予定です。