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写真:Apple
Appleは本日、Logic Pro XとMainStage 3のアップデートをリリースし、有名なシンセサイザーをはじめとする楽しい機能を追加しました。「Alchemy」と呼ばれるこのシンセサイザーは、大部分がAppleオリジナルではありません。以前は、Appleが今年初めに買収したCamel Audioの受賞歴のあるソフトウェアでした。そして今、Appleのプロ向けオーディオアプリに正式に復活しました。
Alchemyには、ダンス、ヒップホップ、ロックなど、様々なジャンルのエレクトロニックミュージックに対応した、複数のサウンドジェネレーターと3,000種類以上のプリセットが搭載されています。さらに、プリセットブラウザ、楽器作成用の新しいツール、新しいサウンドエフェクトなど、ミュージシャンやプロデューサーがきっと喜ぶであろう数々の機能も搭載されています。
Alchemy以外にも、Logic Pro X 10.2とMainStage 3.2のアップデートでは、様々な楽器に対応した1,000種類以上の新しいApple Loopsなどの新機能が追加されました。また、両アプリとも新型MacBookおよび新型MacBook ProのForce Touchトラックパッドに対応しました。Logic ProとApple Musicを併用するアーティストは、Connectでフォロワーと作品を直接共有することもできます。
iOS App Store で無料で入手できる Logic Remote も本日アップデートされ、Logic Pro X の Alchemy をサポートするようになりました。
Appleは6月にGarageBandをアップデートし、Apple Musicを中心とした新機能や、EDMやヒップホップの影響をさらに強化しました。残念ながら、GarageBandもLogic Pro X(MainStage)もまだYosemite風のデザイン変更は行われていませんが、Alchemyのデザインはいずれ刷新されることを示唆しています。
Alchemyシンセサイザーと追加の新機能は、Logic Pro X 10.2とMainStage 3.2の無料アップデートとして本日提供されます。どちらもApp Storeでそれぞれ199.99ドルと29.99ドルでご購入いただけます。