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写真:Alexander Zolotov/YouTube
PhonoPaperは、音を画像に変換し、カメラを使って写真を音に戻すiPhoneアプリです。おそらく、iPhoneで楽しめる最高のアプリと言えるでしょう。
写真を音楽に変える
PhonoPaperには2つの機能があります。1つは、音声を録音し、アプリがそれを一種の2Dバーコードに変換することです。PhonoPaperのサイトには、試せるコードがいくつか用意されています。例えば、こちらはバッハの「プレリュードとフーガ第8番」の抜粋です。

写真:ΩAlexander Zolotov
アプリ内カメラを画面上または紙に表示されたこの画像に向けると、ソフトウェアは画像を音楽として認識します(ソフトウェアが位置を認識するのに役立つ上下の縞模様のおかげです)。カメラを前後に動かすと、磁気テープの再生ヘッドのように動作します。速く動かすと音楽の再生速度も速くなりますが、音程は常に正確です(例えば、速く動かしてもキーキーと音が鳴ることはありません)。
PhonoPaperで目に見えるものはすべて再生できます
これは通常モードで、驚くほど良い録音ができますが、少し不気味なホラー映画のような音に聞こえます。もう一つのモードはフリーモードで、カメラを向けたものを何でも「再生」します。紙に描いた線を再生したり、買い物リストを再生したりできます。
机の下に敷いたラグが、光の加減で縞模様に見えます。まるで壊れたラジオの音のようです。木目も面白い音です。木の床はラジオのチューニングをしているような音ですが、ラジエーターの通気口はまるでスペースインベーダーのゲームの音のようです。しかも、実際のスペースインベーダーのゲームです。老人が言うように、ノイズだらけのコンピューターゲームの総称として「スペースインベーダー」という名前を使っているわけではありません。
音からコードを作成する
PhonoPaperは逆方向にも使えます。音声を録音すると、アプリがコードを生成します。このコードは印刷したり、画面上で表示したり、メールで送信したりすることも可能です。その後、アプリで音声を再生できます。また、紙に楽譜を描くこともできます。
用途は様々です。もちろん、ただ遊んでみるのもいいでしょう。音声を印刷されたポスターや紙の本にエンコードしたり、他の人に「秘密の」メッセージを送ることもできます。ミュージシャンなら、自分の作曲した楽曲を画像に変換し、それを再び音声に変換して、一種の特殊効果として使うのも良いでしょう。
何をするにしても、この無料アプリは試してみる価値が十分あります。
価格:無料
ダウンロード:PhonoPaperをApp Storeからダウンロード(iOS)