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米国特許商標庁(USPTO)は、6月に出願されたPassbookの商標をAppleに付与しました。USPTO側で数ヶ月にわたる内部処理を経て、Appleは現在Passbookの権利を保有しており、侵害企業に対して自社の商標を活用できるようになりました。
Passbookは、Appleが2012年6月のWWDCで初めて発表し、同社のデジタルウォレット技術として宣伝されました。iOS 6のベータ版に搭載された後、2012年9月19日のiOS 6のリリースと同時に一般公開されました。
Passbookは当初のリリースでは物足りなさを感じたものの、スターバックスのような大手フランチャイズが参加したことで、徐々に普及し始めています。AppleはNFC関連の特許を実験的に取得しており、Passbookが最終的にAppleのワンストップモバイル決済ソリューションへと成長する可能性は十分にあります。
出典: Patently Apple