
バルセロナ、モバイル・ワールド・コングレス2012 — サムスンはGalaxy Noteハードウェアに真剣に取り組んでおり、珍しく製品に力を入れている。Noteはアーティスト向けのデバイスとして売り出されている。サムスンブースでアーティストが人物の肖像画を描いていることや、まるで幼稚園児の落書きのように誇らしげな親の冷蔵庫のドアに貼られた似顔絵が至る所に描かれていることからも、そのことは明らかだ。しかし、サムスンには優秀な開発者もいる。
ジェシュア・レイコックはインディーズ開発者です。自分の写真から漫画が作れるiOSアプリ「ComicBook!」で彼をご存知の方もいるかもしれません。Samsungはこのアプリを大変気に入り、10.1インチNote用アプリの開発を依頼し、期間限定でSamsung限定で提供することになりました。ジェシュアは金額については何も言及していませんでしたが、彼が無償で取り組んでいるとは思えません。なんと、Samsungはアプリの発表のために彼をバルセロナに招き入れたほどです。
(皮肉なことに、ジェシュアは開発中の iOS アプリのプロトタイプを私に見せたかったのですが、サムスンのブースに iPad を持ち込むことができませんでした。)
Samsungの売り込みはまさに正鵠を射ているようだ。5インチと10インチのNoteに付属する感圧式スタイラスペンは、やや安っぽい作りではあるものの、iPadとは明らかに差がある。昨夜、地元のバーで5インチNoteを実際に見てみたのだが、スマートフォンとしてはやはり大きすぎる。しかし、ポケットサイズの小さなアーティスト向けスケッチブックとしては、ほぼ理想に近い。特に、SamsungがComicBook!のような高品質なアートアプリをもっと搭載してくれれば、なおさらだ。
実際、サムスンが5インチのNoteのWi-Fiのみのバージョンを手頃な価格でリリースするとしたら、それはおそらく私が購入する最初のAndroidデバイスになるでしょう。