- ニュース

Genius Barの高額な画面修理を避けて、iPhoneをはるかに安い価格で修理してくれるサードパーティの修理センターを探したいと思うのは当然です。私もそうしました。しかし、iPhoneの修理をGenius Bar以外で依頼する前に、もう一度よく考えた方が良いかもしれません。
昨年末、オーストラリアの航空機内でiPhoneが発火したというニュースが報じられました。負傷者はおらず、当時はiPhoneが自然発火した原因は不明でした。しかし、その後の調査で、サードパーティの修理業者の不注意が原因である可能性が浮上しました。
iPhoneは発火源を調査するため、オーストラリア運輸安全局(ATSB)に送られました。ATSBの調査では、誤った位置にネジが取り付けられていたためバッテリーケースに穴が開き、ショートを起こしてバッテリーが過熱したことが判明しました。非正規のサービスセンターがiPhoneの画面交換作業を誤って行い、ネジを30ピンコネクタの隣という誤った場所に取り付けてしまいました。ネジが端末内部に入り込み、最終的にバッテリーケースに穴が開き発火しました。
Cult of Macのメンバーの多くは、壊れたiOSデバイスの修理にサードパーティの修理業者を利用しています。費用も節約でき、iPhoneが発火したこともありません。しかし、今回の事件は、Genius Barに持ち込むのではなく、安価な修理を試みることでユーザーが負うリスクを浮き彫りにしています。少なくともGenius Barでは、修理後に発火した場合でもiPhoneを交換してくれます。
出典: ZDNet
出典: MacTrast
画像: Deviant Art