- ニュース

写真:Cult of Mac
「次世代iPhone」のコンセプトの多くは、かなりひどい出来です。工業デザインの現実とは全く無関係な、気まぐれな空想ばかりです。そして、このiPhone 7のコンセプトもまさにその通り。物理的なホームボタンを完全に排除した、エッジツーエッジのディスプレイを構想しています。近い将来、こんなiPhoneは二度と見かけないでしょう。
しかし、だからといってこのコンセプトがクールではないというわけではありません。いずれAppleはフルスクリーンのiPhoneをリリースするでしょう。そしてその時、このコンセプトは、ハードウェアが追いついた後の将来のiOS UIの仕組みについて、多くのクールなアイデアを秘めているのです。
このビデオは iPhone-Tricks.com によってまとめられたもので、ハードウェアの観点からはナンセンスですが、iOS 10 の UI に関する次のような賢いアイデアが紹介されています。
• ディスプレイが一体となったホームボタンで、アプリをスワイプしてマルチタスクを実行できます。
• アプリアイコンを上にスワイプするだけで、Android スタイルのホーム画面ウィジェットに変換できます。
• 上にスワイプして別の行を表示するだけで、iOS ドックにさらに多くのアプリを収めることができるようになりました。
• 開いているアプリ間を前後にスワイプするなどのジェスチャーを処理できる統合ホームボタン。
iOS 10はこうなるのでしょうか?もちろん違います。しかし、将来iOSに導入されるであろう優れたアフォーダンスの先駆けと言えるでしょうか?もちろんです。
出典: Redmond Pie