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写真:Apple
このストーリーは、ボゾマ・セント・ジョンからのコメントを追加して更新されました。
アップルの基調講演で最も面白いプレゼンターの一人であるボゾマ・セント・ジョン氏が同社を去り、配車サービス新興企業ウーバーの最高ブランド責任者に就任する。
彼女の任務は?セクハラ疑惑やその他最近の騒動で傷ついたUberのイメージを修復することだ。
「率直に言って、過去に起こったことは私のコントロールできるものではありませんが、Uberの未来、そして今後のビジョンにとって、真のチャンスがあると考えています」とセントジョン氏はBusiness Insiderに語った。「そのためのテーブルに実際に席を構えることは、今この瞬間に本当に重要です。」
Apple MusicとiTunesのグローバル消費者マーケティング責任者であるセント・ジョンは、2016年のWWDC基調講演でシュガーヒル・ギャングの「ラッパーズ・ディライト」で観客を踊らせようとしたデビュー以来、ファンに愛され続けている。そして今、彼女はUberに入社する。Uberは、彼女が「昨今の問題を好転させる」一助となることを期待していると報じられている。
セントジョン氏がAppleを去るという噂は、先週開催された世界開発者会議(WWDC)を前に初めて浮上した。セントジョン氏は月曜日のWWDC 2017基調講演には登壇せず、Apple Musicについてもほとんど触れられなかった。
ブルームバーグの報道によると、ウーバーはセント・ジョン氏を含む2人の女性上級幹部を採用した。この採用は、同社の上級管理職の多様性を高め、最近の退職者による空席を埋めるためとされている。
Uberは最近、女性にとって敵対的な職場環境を作り出しているというイメージに苦しめられてきた。同社はセクハラ調査の一環として、従業員20人を解雇したばかりだ。
セントジョン氏はBusiness Insiderに対し、ウーバーが急成長と「魔法のような製品」の開発に注力していることは、ブランドイメージを磨くためにまだやるべきことがあることを意味していると語った。
「今こそウーバーのイメージを変え、ブランドストーリーを作り上げることが重要なのです」と彼女は語った。
セントジョン氏は、2014年にBeats Musicの買収に伴いAppleに入社する前は、ペプシコで音楽・エンターテイメントマーケティングの責任者を務めていました。Uberでの彼女の役割は不明ですが、詳細はUberから後日発表されると報じられています。