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写真:Ste Smith/Cult of Mac
iPhone Xは多くの人が予想していたよりもApple Storeで多く入手できるかもしれないが、入手が難しい場所が1つある。それは韓国だ。
新たな報道によると、サムスンの本拠地である中国では、11月24日の発売に先立ち、iPhone Xの予約受付が開始された際に注文が急増したという。中国国内に割り当てられたiPhone Xの出荷数は、わずか数分で完売した。
大手携帯電話会社SKテレコムは、iPhone Xの予約販売が3分で完売したと発表した。昨年のiPhone 7は20分で完売したが、今年は大幅に短縮された。特にシルバーのiPhone Xはわずか1分で完売した。
KT CorpやLG Uplusなどの他の通信事業者も、予約注文したiPhone Xが数分で完売したと発表している。「当初の在庫は需要を満たすには少なすぎました」と、ある通信事業者の担当者は述べた。
次世代iPhone端末の分配を誰がしたにせよ、韓国での需要を見誤ったようだ。韓国ではiPhone Xは米国よりもかなり高価で、賃金も一般的に低い国ではエントリーレベルのiPhone Xの販売価格は1,237ドルとなっている。
業界関係者によると、韓国におけるiPhone Xの販売台数は合計15万台だったのに対し、iPhone 8と8 Plusの販売台数は20万台を超えたという。
iPhone Xの需要の高さは、自国製のサムスンブランドを好んで支持する韓国のハイテクメディアの多くが、同デバイスの高価格を批判することに十分なスペースを割いており、一時はデバイスのリコールが実施される可能性さえ示唆していたことを考えると、Appleにとっては特に朗報だ。
出典:聯合ニュース