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写真:キリアン・ベル/Cult of Mac
Appleの最大の製造パートナーであるFoxconnは、COVID-19による混乱後に生産が拡大したことにより、2020年3月の収益が59.9%も増加したと報告した。
しかし、Appleファンにとって良いニュースばかりではない。ある報道によると、一部の工場はフル稼働しているものの、渡航制限によって一部の新製品の計画が頓挫しているとのことだ。
フォックスコンはCOVID-19の流行により大きな打撃を受けました。労働力不足により、同社は中国にあるすべてのiPhone製造工場を数週間閉鎖せざるを得なくなり、収益は急落しました。
しかし、3月中旬以降、これらの工場は通常の生産レベルに戻り、状況は改善しつつあります。これは2020年に予定されているApple製品にとっては朗報ですが、落とし穴があります。
フォックスコン、売上高59.9%増を報告
フォックスコンは水曜日、2020年3月の連結売上高が3,476億5,000万台湾ドル(約115億6,000万ドル)だったと発表した。これは2月から59.9%増加したが、2019年3月と比較すると7.7%減少した。
この大幅な増加は、フォックスコンが2020年のiPhoneの刷新に向けて本格的に動き出していることを示唆しており、アップルの最初の5Gスマートフォンが予定通りに発売されるという最近の報道に説得力を与えている。
しかし、デジタイムズは、「コロナウイルスのパンデミックは、製品のテストや製造を支援するエンジニアを派遣できない一部の顧客に対する[フォックスコンの]新製品の製造に引き続き影響を与えている」と警告している。
今後のApple製品の発売が遅れる可能性
この報道はアップルについて具体的には言及していないが、将来のアップル製品が障害に直面する可能性があると警告した3月30日のブルームバーグの報道を裏付ける可能性がある。
今年のApple製品ラインナップは、COVID-19の流行前に既に大きな決定と準備が行われていたため、遅延は免れるはずです。しかし、その後に発売される製品に向けた同様の準備は、パンデミックの間、中断されています。
2020年以降、Appleファンは製品の刷新を待つ時間が長くなる可能性があります。Appleが部品サプライヤーや製造パートナーとの連携を進める間、2021年はスロースタートとなるかもしれません。