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写真:Apple
Apple Maps を支えるオランダのナビゲーション システム企業 TomTom は本日、iOS 向けデジタル マップ データの提供に関して Apple との契約を更新したことを発表した。
両社間の新たな合意の詳細は今朝明らかにされなかったが、これはAppleにとって非常に有利な条件で合意に至ったためかもしれない。詳細が乏しいにもかかわらず、TomTomの株価は7%以上上昇し、6年ぶりの高値に達した。
Appleとの新たな契約締結は、TomTomブランドの威信を高めるものだ。このオランダ企業は、iPhoneメーカーであるAppleがiOSのデフォルトの地図・ナビゲーションアプリとしてGoogleマップを削除し、多数の都市や国立公園の3Dマップも収録したApple独自のソリューションを採用した2012年以降、Appleにデジタルマップのライセンスを供与してきた。
TomTomとの契約更新は、Appleが最近、数センチ単位の精度で位置情報を特定できる高精度GPS技術を開発した地図作成会社Coherent Navigationを買収したと発表した後に行われた。Nokiaもデジタル地図作成部門の売却を検討しており、多くの専門家はAppleかUberが最も有力な買い手になると予想している。
出典:ロイター