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画像:Disney/Cult of Mac
Disney+は米国の視聴者向けに、広告付きのより手頃なサブスクリプションプランを検討していると言われている。
現在の月額7.99ドル(または年額79.99ドル)という料金はNetflixよりは手頃だが、Apple TV+よりは高価だ。一方、Discovery+やParamount+などのライバルは、すでに4.99ドルからの広告付きプランを提供している。
Disney+はより安価な広告付きプランを導入する可能性
Disney+は2019年11月のサービス開始以来、魅力的なコンテンツでストリーミングカタログを着実に拡充してきました。映画やテレビ番組のビッグネームも多数配信しており、「スター・ウォーズ」、「ファミリー・ガイ」、「ザ・シンプソンズ」、「ピクサー」、「ナショナル ジオグラフィック」といった作品が揃っています。
Disney+はサービス開始からわずか1年で1億1,800万人を超える加入者数を誇り、2024年までにその数を2億6,000万人にまで増やすことを目指しています。同社は、年間80億ドルを新コンテンツに投資する計画を補うため、多くの市場で既に一度値上げを実施しています。しかし現在、予算が限られている視聴者を引き付ける方法を模索しています。
ディズニーは、米国の加入者向けに広告付きのより手頃なプランを検討していると、The Informationは報じている。この報道では、「協議に関係する人物」の話として、同社はこの動きが「サービスの加入者数の伸びの鈍化に弾みをつける」ことを期待していると述べている。
ディズニーはライバルと競争したい
ディズニーはまた、広告収入で収益を上げている、既に低価格のプランを提供している競合他社との競争も望んでいると報じられている。もしディズニーがこの動きを進めれば、広告付きのサブスクリプションオプションを割引価格で提供していないストリーミングサービスは、Apple TV+とNetflixの2つだけになる。
Apple TV+は既に月額4.99ドルで最も手頃なサービスの一つであるため、Appleがそうする必要はない(そしておそらく今後もそうすることはないだろう)。他のサービスとの競争が激化しているにもかかわらず、Netflixの会員数は年々増加していることを考えると、Appleが追随する可能性は低いだろう。