アップル、サムスンギャラクシーネクサスの販売禁止復活の申し出を拒否

アップル、サムスンギャラクシーネクサスの販売禁止復活の申し出を拒否

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アップル、サムスンギャラクシーネクサスの販売禁止復活の申し出を拒否
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サムスン対アップル

写真: Cult of Mac

米国連邦巡回控訴裁判所は本日、サムスン製Galaxy Nexusスマートフォンに対する当初認められた販売差し止め命令の再審理を求めるアップルの申し立てを却下した。この命令は当初は認められたものの、その後取り消された。このような再審理は大法廷審理(en banc review)と呼ばれ、稀ではあるものの、依然として争点となっているこの訴訟において、アップル(そしてサムスン)が可能な限りのあらゆる手段を講じようとするのは当然と言えるだろう。

3人の裁判官からなる審理部会は本日、2014年3月に予定されている裁判までサムスンのGalaxy Nexusスマートフォンの販売禁止を再開するというアップルの要求を却下した。

現在の係争はAppleの特許604号をめぐるもので、AppleはGalaxy Nexusの統合検索機能がこの特許を侵害していると主張しています。陪審員もこの特許を侵害していると認定しましたが、この特許を理由とした販売差し止めは検討されていないようです。Appleは、Nexusに対する消費者の需要が侵害対象の検索機能と直接結びついていることを証明できませんでした。これは決して容易なことではありません。

もちろん、Appleは最高裁判所に上訴することも可能です。しかし、上級裁判所でそのような上訴が認められるかどうかは疑わしいため、クパティーノに拠点を置くこのテクノロジー企業は、近い将来、これを選択肢の一つとして検討するかもしれません。

アップルは昨年、韓国のサムスンに対して10億5000万ドルの判決を勝ち取ったかもしれないが、現時点ではこれまでのすべての戦いに勝利しているわけではない。

出典:ロイター
経由:The Verge