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10年間海外に住み、最近帰国したアメリカ人として、Apple製品の海外価格の辛さはよく知っています。多くの点で、Apple製品の低価格は世界の他の国々によって支えられているように感じます。
その好例が、Setteb.itによるこのグラフです。明日3月25日にiPad 2を発売する25カ国のうち18カ国と米国におけるiPad 2の価格を比較したものです。ヨーロッパ人にとっては、傷口に塩を塗るようなデータです。なぜなら、16GBのiPad 2 Wi-Fiモデル(基本モデル)でさえ、米国でiPad 2を購入する場合よりも約175ドルも高くなるからです。
ヨーロッパのVAT(付加価値税)はかなり高く、通常は20%前後なので、これは少し誤解を招くかもしれません。しかし、AppleはVATを差し引いた後でも、EUのiPad 2購入者にプレミアム価格を転嫁しています。例えば、イギリスで64GBのiPad 2 3Gを購入しようとすると、アメリカ人よりも約63ドル多く支払うことになります…しかもこれはイギリスのVAT調整後の価格です。
このような価格設定は、私がヨーロッパに住んでいたときに、Apple 製品の購入をすべて米国旅行に合わせて計画していた理由です。米国で MacBook Pro と iPad を一緒に購入することで節約できるお金は、飛行機のチケット代を十分に賄えるからです。
[TUAW経由]