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写真:Apple
今年の第3四半期はAppleにとって特に良い四半期とは言えず、Macの売上は大幅に減少しました。これは、今夏発売された2018年モデルのMacBook Proの売上にも明るい兆しとは言えません。
それでも同社は世界第4位のPCメーカーとしての地位を維持した。
市場調査会社ガートナーの速報値によると、Appleは7~9月期にノートパソコンとデスクトップパソコンを合わせて490万台を出荷した。これは前年同期比で8.5%の減少となる。
同社はレノボ、HP、デルに次ぐ規模で、世界のPC市場の7.3%を占めています。2017年第3四半期には8%のシェアを獲得しました。
米国第3四半期のMac売上
アメリカはMacにとって巨大な市場です。前四半期、Appleはこの国で200万台のPCを出荷しました。これは世界総出荷数の約40%に相当します。
出荷台数は前年同期比7.6%減少しました。Appleの米国市場シェアは前四半期で13.7%となり、2017年同期の14.8%から減少しました。
Appleは引き続き世界第4位のPCメーカーですが、Microsoftが2 in 1のSurfaceシリーズで5位に躍り出たことは注目に値します。しかし、同社の販売台数はわずか60万2000台でした。
どうしたの?
この世界的な売上減少は、2018年モデルのMacBook Proが7月~9月期の初めに発売されたにもかかわらず発生しました。とはいえ、Appleは2017年第3四半期にも新型MacBook Proを発売し、MacBook Airにも改良を加えました。これは今年は行われていません。おそらく、これが出荷台数に影響したのでしょう。

写真:ガートナー
第3四半期は新学期の買い物シーズンを含むため、売上はかなり好調になるはずでした。しかし 、今年はそうではありませんでした。少なくともAppleはそうではありませんでした。ライバル3社はいずれも、ノートパソコン/デスクトップパソコンの出荷台数が増加しました。
とはいえ、2018年はまだ終わっていません。MacBook Airのデザイン変更を待ち望む人もいます。また、Mac miniが刷新され、より高性能になったという未確認情報もあります。どちらも、10月に開催される待望のプレスイベントで発表される可能性があります。
Macは、売上高で言うとiPhoneに次ぐApple第2位の製品です。販売台数ではiPadに次ぐ第3位です。