ミュラー氏:iPhoneの粗利益率は50%

ミュラー氏:iPhoneの粗利益率は50%

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ミュラー氏:iPhoneの粗利益率は50%
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ファイナンシャル・アルケミストのブロガー、ターリー・ミュラー氏は水曜日、アップルの2009年度第1四半期の粗利益率は「経営陣の予想である30%を大きく上回る」と予想されているとコメントした。

ターリー氏は、アップルの第4四半期の業績をほぼ正確に予測した数少ない金融ブロガーの一人だが、カリフォルニア州クパチーノに本社を置く同社は経済状況を考慮すると賢明な行動を取っていると述べた。

「この緩衝材は、経済が同社の事業に悪影響を与えたとしても、アップルが利益予想を上回るのに役立つはずだ」とブロガーは書いている。


「Appleの2009年度の粗利益予想は低すぎる」と題されたブログ記事で、独立系アナリストはAppleのガイダンスを「あまりに保守的すぎる」と評した。

アップルの数字により、同社は収益の減少にもかかわらず、収益予想と同等かそれを上回ることができるだろう。

彼の期待を裏付けているのは、iPhoneが現在Appleの売上高の40%を占めているという事実だ。今月初め、AppleはiPhoneの売上高が45億ドルに達したと報告した。

ターリー氏によると、「iPhoneの粗利益率はおそらく50%を超えるだろう」という。

他のニュースでは、別のアナリストが水曜日の早い時間に、アップルが2009年度第1四半期の利益を増やすために自社株買いを検討するかもしれないと書いている。

バースタインのアナリスト、トニ・サッコナギ氏は顧客に対し、アップルは200億ドル相当の自社株買いを実施し、9%の利益増加をもたらす可能性があると述べた。このような自社株買いは、アップルの潤沢な現金準備と現在の株価低迷によって可能となっている。

サコナギ氏は、こうした動きは多額の配当や買収よりも価値があるだろうと述べた。

アップルの株価は今日7%上昇して107ドルとなったが、同社の株価は2008年中に50%下落したとブルームバーグは伝えている。