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写真:Charlie Sorrel/Cult of Mac
Appleのワードプロセッサ「Pages」の最近のアップデートで、「プレゼンターモード」と呼ばれる機能が追加されました。これは、Safariのリーダー表示とKeynoteのフルプレゼンテーションの中間のような、すっきりとしたシンプルな全画面表示で文書を表示する機能です。テキストは拡大表示され、自動スクロールも設定できます。
つまり、プレゼンターモードは一種のテレプロンプターです。Keynoteプレゼンテーションのように他の人にドキュメントをプレゼンテーションするのではなく、プレゼンター自身がプレゼンターになるという発想です。それでは、どのように機能するのか見ていきましょう。
iPad用Pagesでプレゼンターモードを使用する方法
プレゼンターモードの使い方は簡単です。iPadでPagesドキュメントを開き、画面右上の3点アイコン(その他ボタン)をタップします。するとオプションサイドバーが表示されるので、プレゼンターモードボタンをタップします。プレゼンターモードを使用すると、以下の警告が表示されます。

写真:Cult of Mac
表示される内容はほぼこれでお分かりでしょう。本文以外はすべて非表示です。画像、表、図形、写真などは一切表示されません。表示されるのはテキストだけです。
テキストを自動スクロールさせるには、右上のAaボタンをタップし、「自動スクロール」スイッチを切り替えます。このスイッチには、1分あたり100語から1分あたり190語まで速度を調整できるスライダーが付いています。読んでいる途中でスクロールを一時停止するには、ページをタップし、もう一度タップすると再開します。
Pagesプレゼンターモードをカスタマイズする方法
プレゼンター モードには、非常に柔軟なテキスト オプションがいくつかあります。
同じボックスには、テキストに関するオプションもいくつかあります。テキストのサイズを変更したり、フォントを変更したり、行間や余白を調整したり、すべて大文字に設定したり、デフォルトの白黒フォントからコールドスキームを変更したりできます。Safariのリーダー表示に似ていますが、レイアウトのオプションがさらに豊富です。
たったこれだけです。プレゼンターモードはシンプルながらも、その本来の目的である、邪魔をすることなく素晴らしいスピーチを披露できるという点において優れています。