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写真:Fränz Bous/Flickr CC
アップルのシャトルバス運転手は、従業員が在宅勤務に切り替えたため、新型コロナウイルスのパンデミックの間は働いていないにもかかわらず、給与を受け取り続けている。
ドライバーの給料が継続されるのは素晴らしいニュースだ。しかし、チームスターズ組合の代表者は、アップル社は収入の継続というこの機会に飛びついたわけではないと述べている。
「我々が最も問題を抱えている企業はアップルだ」と、チームスターズ853部門のビジネス代表、ステイシー・マーフィー氏はBusiness Insider(有料記事)に語った。
水曜日に発表された報道によると、Appleはサンフランシスコ・ベイエリアのドライバーと運送会社Hallconを通じて契約を結んでいる。Appleは賃金の支払いには同意したものの、詳細を詰める段階で他社よりもかなり時間がかかった。そのため、Appleの対応が間に合わないのではないかと懸念し、失業保険を申請せざるを得ないドライバーもいた。
マーフィー氏は以前、アップルに対して厳しい言葉を投げかけ、クパチーノは「冷酷」だと非難していた。
それでも、終わりよければ全てよし。Appleは、時間給契約社員全員を対象とすると発表した。これにはバスの運転手だけでなく、清掃員や造園業者なども含まれる。
「当社はすべてのサプライヤーと協力して、清掃員などの時間給労働者にこの困難な時期に確実に給与が支払われるよう努めています」とアップルの広報担当クリスティン・ヒューゲット氏は以前ウォール・ストリート・ジャーナルに語っていた。
フェイスブック、エレクトロニック・アーツ、リンクトイン、ツイッター、セールスフォースなどの他のテクノロジー企業も、COVID-19のパンデミックとそれに続くロックダウンの間、シャトルバスの運転手に報酬を支払うことを約束している。