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連邦裁判所は火曜日、カリフォルニア州クパチーノに本社を置くApple社が、iMacの画面に関する苦情を解消すると主張するファームウェアアップデートをリリースしてからわずか数時間後、Apple社に対する損害賠償訴訟を棄却した。集団訴訟に発展する可能性もあったこの訴訟は、Apple社が欠陥のあるコンピュータを故意に販売したと主張していた。
訴訟は範囲が広すぎるとして却下されたものの、報道によると、北カリフォルニア地区連邦地方裁判所のジェレミー・フォーゲル判事は、より詳細な情報を追加して再提出できると判断し、訴訟の範囲を縮小した。訴訟では、Appleは消費者に警告することなく、欠陥を「社内で認識し、認めている」と主張されている。
この訴訟の棄却は、Apple が「画像の破損や画面のちらつきを引き起こす可能性のある問題に対処する」と主張するファームウェア アップデートをリリースしたことを受けて行われた。
Appleは最近、販売店に対し、最新の27インチiMacの配送に最大2週間かかる可能性があると通知し始めました。10月以降、新型iMacの所有者から画面のちらつきやディスプレイに黄色い筋が現れるという報告が寄せられています。
12月中旬、Appleは遅延について謝罪したが、iMacの画面欠陥については言及しなかった。「新型iMacは大好評を博しており、ご注文をできるだけ早くお届けできるよう全力を尽くしております。お客様にご不便や遅延が生じましたことをお詫び申し上げます」とAppleは述べた。
[TechCrunch経由]