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写真:Eltima
もしかしたら私だけかもしれませんが、FinderはMacのデフォルトアプリの中で一番使いにくいと感じています。Appleが数年前にタブをデフォルトに導入したにもかかわらず、Finderではファイルをコンピュータ上のフォルダ間で移動するのが、思ったよりも難しくなっています。
OS X 10.9以降に対応するFinder代替ソフト「Commander One」は、パワーユーザーにとってFinderをより使いやすくします。ウィンドウやタブではなく、左右に並んだ2つのフォルダ間でファイルをドラッグ&ドロップする機能が追加されます。しかし、Commander Oneの優れた点はそれだけではありません。

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Commander One を起動すると、作業内容に応じて「フル」「簡易」「サムネイル」の3つの表示モードを選択できます。これは OS X Yosemite のリスト、カラム、アイコン表示に似ており、これらのモードは基本的に、Commander One 内でファイルについてデフォルトでどの程度の情報が表示されるかを示しています。
Commander One の主な機能は、2 つの Finder ウィンドウを隣り合ったペインに表示してファイル管理を容易にすることですが、それ以外にも優れた機能を備えています。例えば、OS X で隠しシステムファイルを表示したい場合、通常はターミナルコマンドを使用する必要があります。Commander One では、アイコンをクリックするだけでシステムファイルの表示/非表示を切り替えることができます。また、強力な検索式をサポートしており、Mac 上のフォルダやファイルをプログラマーのような操作性で簡単に見つけることができます。
OS Xの内蔵ファイル管理機能に不満があるなら、Commander OneはMacにインストールしておくと便利なアプリです。しかも無料です。ただし、29.95ドルのプロ版には、開発者のEltimaがアップグレードを促したいと願う機能が追加されています。例えば、プロ版がないとDropboxをCommander Oneに連携させることはできません。もしCommander Oneに夢中になったら、その機能だけでも29.95ドルの価値はあるでしょう。
出典: コマンダーワン