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アップルはライバルより収益で勝っているかもしれないが、一つ遅れをとっている分野がある。それは政治ロビー活動だ。
GoogleやFacebookなどの企業が第3四半期に米国の議員に影響を与えるために何百万ドルも注ぎ込み続けた一方で、Appleが費やした金額はこの金額のほんの一部に過ぎなかった。
Appleを上回る支出をしている他の大手企業としては、Comcast(425万ドルという巨額)、Verizon(291万ドル)、CTIA(195万ドル)、Microsoft(166万ドル)、Oracle(120万ドル)、Amazon(180万ドル)などがある。
全体的にグーグルはテクノロジー業界で最大の支出者であり、今年は広告、サイバーセキュリティ、特許濫用、医療IT、国際税制改革、風力発電、ドローンなどの問題に取り組み、1,300万ドルという巨額の支出を行った。
Apple の規模を考えると、ロビー活動が行われていないのは少々意外だ (もちろん新しい展開ではないが)。しかし、海外での現金保有から生じる Apple の現在の税金問題を考えると、今後はこれにさらに力を入れることになるのかどうか疑問に思わざるを得ない。
出典: コンピュータワールド