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アップルは、人気のiPhoneのCDMA版を今年後半に発売する可能性がある。中国に工場を持つ電子機器メーカー、ペガトロン(カリフォルニア州クパチーノ)は、アップルからCDMA版の生産を受注し、第4四半期の出荷準備を整えたと、業界紙が木曜日に報じた。
もしこの噂が本当なら、アップルが通常のiPhoneサプライヤーである苦境に立たされているフォックスコンから離れようとしていることの兆候となり、この携帯電話メーカーが今年9月にCDMA携帯を生産するというウォールストリート・ジャーナルの報道を裏付けるものとなる。
「ペガトロンは第4四半期にiPhone 4のCDMA版をAppleに出荷開始する予定で、現在は中国・上海の工場で生産している」とDigiTimesは匿名の情報筋を引用して報じている。5月には、同社がCDMA契約を獲得したと報じている。
ノートパソコンやデスクトップパソコンのほか、携帯電話やその他の電子機器も製造しているペガトロンは、MacBookやiPadの製造契約も求めている。
CDMA端末が発売されればVerizon(またはT-Mobile USA)がiPhoneの販売を開始するという噂が長年囁かれてきましたが、この噂はほぼ否定されています。しかし、その代わりにAppleのCDMA端末は、日本や中国など米国以外の市場向けに発売される可能性が高いという憶測が高まっています。
[AppleInsider、9to5Mac、DigiTimes経由]