- ニュース

iPad向けOfficeの登場が遅すぎたと思っていた方もいるかもしれませんが、数字は別の見方を示しています。マイクロソフトは本日、Word、PowerPoint、Excel、OneNoteのダウンロード数が1週間で合計1,200万回という驚異的な数字に達したと発表しました。
その数字に疑問があるなら、App Store のチャートを見てください。
Word、Excel、PowerPointは依然としてiPadの無料アプリのトップ3にランクインしており、丸1週間その地位を保っています。AppleはMicrosoftの発売日に、App StoreへのOfficeの登場を宣伝する大きなバナー広告を掲載し、大歓迎の姿勢を示しました。
Officeのダウンロード数を確実に伸ばしているもう一つのアプローチは、Microsoftがフリーミアム方式を採用したことです。アプリのダウンロードとドキュメントの閲覧は無料ですが、編集にはOffice 365のサブスクリプションが必要です。Office 365の基本料金は月額10ドルで、Appleは通常通りアプリ内サブスクリプション購入額の30%を手数料として徴収します。
OfficeをめぐるAppleとMicrosoftの友情は非常に強く、ティム・クック氏とMicrosoftのCEOサティア・ナデラ氏がTwitterでその愛情を分かち合ったほどです。歴史的に対立関係にあった両社にとって、このような状況を見るのは少し奇妙です。Appleにとって嫌われている競合企業リストのトップは、GoogleとSamsungになったようです。
AppleとMicrosoftは、互いを尊重する新たな時代を迎えているのかもしれませんね。まあ…Surfaceタブレットの広告は別として。
出典: マイクロソフト