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マーク・ニューソンは、Appleでジョナサン・アイブとパートタイムで取り組んでいる仕事については沈黙を守っているが、この有名デザイナーは、Apple外で取り組んでいる仕事、例えば、注ぎ口が上部に付いたMac Proそっくりなハイネケンのために作った新しいビール自動販売機など、を今でも宣伝している。
高さ41センチの黒い金属製のビール樽(あるいはMac Pro)のような形をした「サブ」という機械は、2リットルのビールを収容できる「トルプ」と呼ばれる加圧モジュールを詰め込むことができ、お好みのハイネケンブランドのビールを入れることも可能です。ニューソン氏は自身もビールを愛飲しているそうですが、この新しい機械はビールだけにとどまらず、それ以上の用途を想定して設計したそうです。
「見た目も機能も適切でなければなりませんでした。ある程度、誰もが理解できる語彙を使わないようなものをデザインしたくなかったのです。これはビールのことだけを考えているのではなく、ビールを飲むというより豊かな体験そのものをも意味するのです。」
もちろん、このオブジェの見た目は良くしたいと思っていますが、新鮮なビールを飲むために我慢しなければならないようなものにはしたくありませんでした。根本的なレベルで言えば、これは円筒形です。おそらくそれが最も分かりやすいデザイン上の特徴でしょう。ビールは円筒形の容器で製造され、一般的に円筒形の容器で販売されるので、円筒形という語彙全体がデザインに不可欠なのです。
The Subが家庭に届くと、飲み手は飲みきれないほどのビールを我慢するのではなく、自分が飲みたい量のビールを自分で正確に注ぐことができるようになる。
最初のユニットはシルバーで今秋後半に発売される予定ですが、Mac ProのようなSubを入手したい場合は、フランスまたはイタリアにお住まいであれば、限定版のオールブラックバージョンを入手できます。